ページタイトル:狭野神社のイチョウ 当サイトのシンボル

画像:狭野神社のイチョウ 名称 狭野神社のイチョウ (さのじんじゃのいちょう)
名称の典拠 なし
樹種 イチョウ
樹高 30m(注1)
目通り幹囲 6.7m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 宮崎県西諸県郡高原町蒲牟田(かまむた)
 〃 3次メッシュコード 4730−67−87
 〃 緯度・経度 北緯31度54分29.3秒
           東経130度58分16.3秒
天然記念物指定 なし(注2)
撮影年月日 2012年8月5日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注2)イチョウ自体は天然記念物ではないが、参道のスギは「狭野のスギ並木」として、また「狭野神社のブッポウソウ繁殖地」として国から天然記念物指定を受けている。当然、このイチョウも保護の範囲にあると思われる。





 狭野神社は、近隣ではよく知られる大きな神社である。主祭神は神武天皇。社号はその幼名狭野尊(さののみこと)からとったものらしい。
 社伝では、はじめ、狭野尊の生誕地に創られたが、再三の霧島山噴火を受けて、現在地に遷座したという。
 立派な杉並木で有名だが、ほかに、ムクノキやイチョウの巨樹も混じる。
 イチョウは、スギたちに混じって立つ。下枝があまり見られず、幹が直立している。環境によって樹形が変わる一例であろう。
 樹林内にあって、特別な手入れは為されていない。
 すらっと背は高いが、野生児の顔を持つイチョウである。
 
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