ページタイトル:円福寺のスギ ロゴ:人里の巨木たち

画像:円福寺のスギ(幹と並ぶ) 名称 円福寺のスギ (えんぷくじのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 不明
目通り幹囲 5m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 新潟県魚沼市佐梨(注2)
 〃 3次メッシュコード 5538−67−67
 〃 緯度・経度 北緯37度13分22.9秒
           東経138度58分09.5秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2016年5月8日

注1)全くの目分量
注2)2004年11月1日、北魚沼郡の7町村が合併して魚沼市誕生。旧行政区は北魚沼郡小出町





 関越自動車道小出インターチェンジから北西1kmほどの位置に、真言宗智山派延命山円福寺がある。国道17号からは東に200mほど離れていて、国道沿いに小さな案内表示があるのだが、運転に集中していると見落としがち。(脇見運転注意)
 聖武天皇の時代(在位724〜49)の創立と伝える古刹で、越後88ヶ所霊場第79番札所。本尊の阿弥陀如来坐像は国指定重要文化財(1960年6月9日指定)。像内に建保二年(1214)八月廿六(26)日造立の墨書銘がある鎌倉初期の木彫仏だ。
 久しぶりの再訪である。前回は巨木に関心が無かったが、今回は大杉が一番のめあて。
 受付を済ませ(要入山料)、やはり、まずは宝物殿の阿弥陀様に再会。次いで、順路に従って境内の拝観。
 山門前の石組みからも想像できるように、境内全体が一つのお庭のように設えられている。森厳な緊張感ではなく、どことなく穏やかな安心感を覚えるように演出されているのは、ここが阿弥陀如来の寺だからだろうか。
 大杉は順路の最後。出口となる山門の近くに立っている。近くにはほかにもスギが数本立つが、1本だけ特に大きい。
 樹齢が比較的若いのか、大杉についての逸話のようなものはないようだ。
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