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名称 佐久山のケヤキ (さくやまのけやき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 22m(注2)
目通り幹囲 7.1m(注2)
推定樹齢 800年(注3)
所在地の地名 栃木県大田原市佐久山
〃 3次メッシュコード 5540−10−61
〃 緯度・経度 北緯36度48分30.5秒
東経140度00分35.3秒
栃木県指定天然記念物(1968年3月12日指定)
撮影年月日 2008年11月16日
注1)栃木県教育委員会と大田原市教育委員会が連名で設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による
注3)上記案内板による
佐久山は箒川右岸の集落。
その中央付近、県道から北に少し入ったところに、1本のケヤキ古木が立っている。傍らの建物は大日堂。そのため「大日堂のケヤキ」と呼ばれることもあるようだ。
地上約8mまで立ち上がった幹は、そこから四方に枝を広げ、大きな半球形の樹冠を戴いていたらしい。
しかし、現在の姿はご覧の通り。かつては葉の茂り具合で作物の豊凶を占ったというが、今となっては昔話になりつつある。
平成12年(2000)に樹勢回復のための治療が行われた。訪問は、それから8年後。残念ながら、治療が功を奏したとは言えないようだ。
※宮城県石巻市のKさんから、切株の写真を添えて、このケヤキが失われたとのメールをいただいた。ネット検索してみたら、「朝日新聞DIGITAL」にその様子が載っていた。2021年8月2日未明、御堂の方向を避けつつ根元から倒れたようだ。雷かと思うほどの大きな音がしたそうである。(2024/08/12追記) |
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