ページタイトル:桜谷のケヤキ 当サイトのシンボルマーク

画像:桜谷のケヤキ(幹と並ぶ) 名称 桜谷のケヤキ (さくらだにのけやき)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 不明
目通り幹囲 5.1m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 岐阜県下呂市萩原町萩原(注3)
 〃 3次メッシュコード 5337−61−57
 〃 緯度・経度 北緯35度52分54.2秒
           東経137度12分35.7秒
下呂市指定天然記念物(1973年5月30日指定)
撮影年月日 2021年11月4日

注1)下呂市教育委員会が設置(設置年月不詳)。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)実測値
注3)2004年3月1日、益田郡内の4町1村が合併して下呂市誕生。旧行政区は益田郡萩原町





 国道41号を名古屋方面に向かう。
 国指定天然記念物の夫婦杉が立つ久津(くづ)八幡宮を過ぎて約700m、国道のすぐ脇にケヤキの大きな樹冠が見える。これが桜谷のケヤキである。
 ケヤキが立つのは諏訪神社の境内。全部で4本のケヤキが文化財(天然記念物)指定を受けているが、群を抜いて大きいのは1本のみ。正直に言って、他の3本にはあまり魅力を感じない。
 境内に立入禁止の掲示があった。老木となって枯枝が落花する恐れがあるためという。万一の事故に責任は持てないとも書かれている。
 しかし、上空を見ても落下しそうな枝は見えないし、この日はまったくの無風。ロープ等で制しているわけでなし、自己責任で立ち入らせていただいた。(そもそも、判断の覚束ない幼児ならいざ知らず、自ら危険を判断できてこそ一人前と思うのだが、最近のように自己責任を棚に上げて、やたら管理責任ばかり問題にするような風潮には疑問を感じている)
 幹の一部が背後の石垣にかかっている。上記幹囲データは環境省の巨樹測定要項に則って石垣の上面から1.3m上部で測った値である。(しかし、ご覧のように、実感としてはもっと大きい)
 なお、樹名の「桜谷」であるが、諏訪神社の北を流れる川、及びその川が作った谷を「桜谷」と呼んでいるらしい。その名を貰ったのかも知れない。
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