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名称 久津八幡宮の夫婦スギ(雄杉) (くづはちまんぐうのめおとすぎ(おすぎ)) 名称の典拠 「日本の天然記念物」(注1) 樹種 スギ 樹高 35m(注2) 目通り幹囲 10.1m(注2) 推定樹齢 伝承1200年(注2) 所在地の地名 岐阜県下呂市萩原町上呂(じょうろ)字宮田 〃 3次メッシュコード 5337−61−67 〃 緯度・経度 北緯35度53分15.4秒 東経137度12分45.0秒 国指定天然記念物(1928年11月30日指定) 撮影年月日 2004年8月9日 注1)1995年3月20日、講談社から刊行 注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による 久津八幡宮の主祭神は広旗八幡大神(応神天皇)。 平凡社「岐阜県の地名」は、仁徳天皇の頃の創立で、平治元年(1159)には源義平が飛騨に入った際に、鎌倉鶴岡八幡宮の分霊を勧請したとする社伝を紹介している。仁徳天皇は応神天皇の子とされることもあるようだから、応神天皇を祭神とする神社としては、これ以上ない古い歴史を持つことになっているわけだ。 創立時期の当否は確認すべくもないが、応永19年(1412)や天正9年(1581)の棟札が現存しており、今日に至るまで、長い繁栄の歴史を持つ神社であることは間違いない。 境内の2本の巨杉が、夫婦杉として国の天然記念物に指定されている。写真は社殿右横(向かって左)の「雄杉」。一段下に立つ「雌杉」とともに10m前後の目通りを有する。 その堂々たる体躯に敬意を表し、夫婦杉の名があるとはいえ、まとめて1セットで扱うのは失礼に思われたので、それぞれ別ペ−ジで取り上げさせてもらった。 |
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