ページタイトル:桜地蔵のエドヒガン 当サイトのシンボルマーク

画像:桜地蔵のエドヒガン 名称 桜地蔵のエドヒガン (さくらじぞうのえどひがん)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 エドヒガン
樹高 13m(注1)
目通り幹囲 4.5m(注1)
推定樹齢 100〜199年(注1)
所在地の地名 栃木県矢板市平野(平野新田)
 〃 3次メッシュコード 5539−27−31
 〃 緯度・経度 北緯36度51分51.0秒
           東経139度53分19.2秒
矢板市指定天然記念物(1997年4月16日指定)
撮影年月日 2019年4月6日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版T」による。なお同書では樹種をヤマザクラとしているが、エドヒガンが正しい





 泉中学校の南から、天沼川(あまぬまがわ)左岸を走る県道56号(塩原矢板線)を上流に向かって進む。
 56号に入って道なりに約3.2km。右手の路傍に桜の大きな樹冠と御堂があった。
 御堂の中を覗き込むと、「桜地蔵尊」と記した扁額が掛かっていて、その下に地蔵菩薩坐像が見えた。
 扁額が奉納されたのは昭和40年(1965)。このお地蔵さんが「桜地蔵」と呼ばれるようになったのは、少なくとも昭和40年以前のようだ。
 「桜地蔵」の「桜」はこのエドヒガンであろう。50年ほど前には、すでに一目置かれる存在であったわけだ。
 やや花色の濃いサクラで、満開の姿が青空によく映える。
 花期にこの県道を走っていて、見落とすことのない桜だと思われる。
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