ページタイトル:作原の椋の古木 当サイトのシンボル

画像:作原の椋の古木 名称 作原の椋の古木 (さくばらのむくのこぼく)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 ムクノキ
樹高 15m(注2)
目通り幹囲 6.9m(注2)
推定樹齢 500年(注2)
所在地の地名 岡山県総社市日羽(作原)
 〃 3次メッシュコード 5233−05−63
 〃 緯度・経度 北緯34度43分24.1秒
           東経133度40分12.6秒
総社市指定天然記念物(1966年4月14日指定)
撮影年月日 2017年3月24日

注1)総社市教育委員会が設置(設置年月不詳)。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)総社市公式観光WEBサイト「総社観光ナビ」による





 JR伯備線日羽トンネルの西、高梁川左岸に展開する集落が作原である。
 ムクノキが立つのは、西寄り。荒神社に至る道の途中。
 少し離れて見ると、数本のムクノキが協力して一つの樹冠を形成しているように見えるが、天然記念物はそのうちで最も古い1本だけ。
 老ムクノキの根元付近に大きな洞があり、そこに祠が納められている。
 上記「総社観光ナビ」によれば、かつてここから大きな枝が出ていたという。昭和32年(1957)に倒れてしまったようだが、その枝が健全だった頃には目通り9.5mを誇ったという。
 また、標柱側面に記された説明文中に、「江戸時代には松山往来の街道筋にあって、一里塚としての役目をもち、行き交う人々をみまもっていました」ともあった。
 この地の人たちに長く親しまれてきたムクノキなのだろうと思われる。
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