ページタイトル:佐狩の大椋 ロゴ:人里の巨木たち

画像:佐狩の大椋 名称 佐狩の大椋 (さかりのおおむく)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 ムクノキ
樹高 23m(注2)
目通り幹囲 5.5m(注2)
推定樹齢 500年(注2)
所在地の地名 岡山県岡山市北区建部町鶴田(注3)
 〃 3次メッシュコード 5233−26−89
 〃 緯度・経度 北緯34度54分27.9秒
           東経133度51分54.3秒
岡山市指定天然記念物(2010年7月27日指定)
撮影年月日 2016年3月27日

注1)岡山市教育委員会が設置(設置年月不詳)。天然記念物指定名称もこれに同じ。なお「佐狩」の読み方について、上記は岡山市作成のPDF版文化財一覧表に従ったが、岡山市公式サイトの文化財紹介ページでは「さがり」となっている。(どちらが正しいか未確認)
注2)上記岡山市指定文化財紹介ページによる
注3)2007年1月22日、岡山市に合併。旧行政区は御津郡建部町(たけべちょう)





 旭川(あさひがわ)左岸、旭川第二ダムの少し上流に、「曲り(まがり)」という名前の集落がある。
 標記のムクノキが立つのは、集落の北西端近く、最高部に位置する家の裏山。
 ご主人の許可をいただいて樹下に立った。
 幹にたくさんの蔓が絡みついているが、みな根は切ってある。蔓が繁茂して、その葉がムクノキと日光を奪い合う心配はなさそうだ。
 天然記念物の個体のほかに、ムクノキがもう1本ある。もとは2幹だったようだが、そのうちの1本を失った。それでも結構な大きさで、樹冠にも巨木の雰囲気が漂う。
 これら二つの樹冠は、注視すれば、集落の下を走る県道からも認められる。(脇見運転注意)
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