|
上図のケヤキはこれ↓
|
|
名称 西光寺跡のケヤキ
(さいこうじあとのけやき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 8m(注2)
目通り幹囲 6.4m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 秋田県能代市柳町
〃 3次メッシュコード 6040−20−52
〃 緯度・経度 北緯40度12分41.6秒
東経140度01分33.3秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2007年8月8日
注1)1998年5月に能代市教育委員会が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
能代市役所のすぐ南、道を挟んで反対側はケヤキ公園である。その名のとおり、ケヤキの巨樹がそこかしこに立ち並ぶ芝生の公園だ。いまは全く面影を留めていないが、ここは古くは西光寺の境内だったらしい。
案内板によれば、西光寺は天正2年(1574)開創。寛文6年(1666)にここに移ってきた。
西光寺移転前のこの地は、作物の実らない湿地帯だったようだ。そこを埋め立てて伽藍を整備する際に、これらのケヤキも一緒に植えられたと考えられている。
今は能代市の中心部である。ここが湿地帯だったなんて、今の姿からはまったく想像が出来ない。
訪れたのは小雨模様の夕方。公園を散策する市民の姿はなく、しきりに自動車が行き交うなか、ケヤキの周りだけ、しっとり落ち着いた時間が、緩やかに流れていた。
「西光寺跡のケヤキ」は、「能代市の古木・名木」に指定されている。そのことを記した案内板が上図のケヤキの傍らに立っている。
でも、それが、この木1本のことなのか、それともケヤキ公園のケヤキ巨樹たち複数のことなのか、説明を読んでもよくわからなかった。 |
|