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墓地のイチョウ(目通り7.5m)
山門横のイチョウ(目通り6.5m) |
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名称 西光寺のイチョウ (さいこうじのいちょう)
名称の典拠 なし
樹種 イチョウ
樹高 23m/20m(注1)
目通り幹囲 7.5m/6.5m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 秋田県横手市雄物川町西野字樋向(下西野)(注2)
〃 3次メッシュコード 5840−73−03
〃 緯度・経度 北緯39度15分30.8秒
東経140度24分48.5秒(注3)
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2007年8月6日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による。いずれも前者が墓地に立つイチョウのデータ
注2)2005年10月1日、横手市に合併。旧行政区は平鹿郡雄物川町
注3)これは墓地のイチョウ(上図)の位置
曹洞宗西光寺の境内に、2本の大イチョウが立っている。2本とも雌株。
うち1本は正面側。本堂手前、門杉とも言うべき2本のスギ(うち1本は枯れてしまった)の延長上に立つ。単幹のイチョウで、目通りは6.5m。
もう1本は本堂の裏手、墓地の中。1本だけ独立して立っている。こちらは地上3mほどで、大きく2幹に分かれている。
盂蘭盆を前に、お年寄りたちが、それぞれの家の墓掃除に精を出しておられた。
そのうちの一人から、こんな話を伺った。失礼ながら、訛りがひどくて、内容の半分ほどしか理解できなかったが。
「明治13年(1880)生まれの祖父から聞いた話だ。このイチョウ(墓地の方)は、もとはこんな大木ではなかった。そこそこの木が2〜3本と、細いのが何本かあったのが、次々とくっついて、ついに1本になってしまった。」
確かに、少なくとも2本以上の融合木であるようだ。しかし、この話をしてくださった方ご自身の記憶には、もう既に1本になったイチョウしかないそうである。 |
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