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名称 竜泉寺のカヤ (りゅうせんじのかや)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 カヤ
樹高 25m(注2)
目通り幹囲 8.2m(注2)
推定樹齢 800年(注3)
所在地の地名 栃木県足利市稲岡町
〃 3次メッシュコード 5439−34−93
〃 緯度・経度 北緯36度19分55.5秒
東経139度32分11.0秒
足利市指定天然記念物(1962年6月25日指定)
撮影年月日 2009年2月21日
注1)足利市教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による
注3)上記案内板による
JR両毛線富田駅の北北東1.8kmほど、出流川右岸に真言宗竜泉寺がある。
参道の石造りの橋が、なんとも良い趣きを醸している。(車は通れない)
橋の延長上に仁王門があり、そこから少し登ったところに稲岡観音堂がある。
観音堂は江戸時代前半の建築で、足利市指定重要文化財。仁王門の建造年代は天保5年(1834)。こちらは文化財指定を受けていないが、代わりに、金剛力士像(仁王さん)2躯が文化財指定を受けている。門と同時期の建立で、地方作と思われる。稚拙な出来だが、素朴な感じに好感が持てる。
観音堂参道の脇に小さな門があり、竜泉寺はその先。標記のカヤもそこに立っている。
合体木のように見える。
100年ほど前(案内板には「九十年」とあったが、設置されてからの時間を考慮した)に、近くの伽藍が炎上し、カヤも類焼した。その後、元気を回復したようで、今も樹勢は悪くない。
しかし、老齢には勝てないらしく、結実は1年おきになってしまったそうである。 |
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