ページタイトル:霊仙院のイチョウ 当サイトのシンボルマーク

画像:霊仙院のイチョウ 名称 霊仙院のイチョウ (れいせんいんのいちょう)
名称の典拠 なし
樹種 イチョウ
樹高 26m(注2) 今はずっと低い
目通り幹囲 5.1m(注2)
推定樹齢 伝400年(注2)
所在地の地名 秋田県湯沢市松岡字八幡林
 〃 3次メッシュコード 5840−53−65
 〃 緯度・経度 北緯39度08分27.8秒
           東経140度26分11.4秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2019年5月10日

注1)霊仙院の読み方は未確認。霊を「りょう」と読むこともあるし、仙を「ぜん」と読むこともある
注2)秋田県緑化推進委員会刊「秋田の巨樹・古木」による





 羽後町との市町境に位置する白山(289m)から南南東に約1.7km。羽後大戸川(うごおおとがわ)右岸に八幡林(はちまんばやし)の集落がある。
 集落内、南東山裾に曹洞宗万松山霊仙院があり、参道の先に左図の大イチョウが立つ。
 ご覧のように、主幹・支幹ともにばっさり伐られた姿。「秋田の巨樹・古木」掲載の写真ではもっと背が高いので、伐られたのは最近のことのようだ。
 イチョウは、このような姿になっても、枯れてしまうことは滅多にない。目下、若枝をたくさん伸ばそうとしているところ。(強剪定に耐えるこの性質は街路樹にとって便利な性質でもある) 枝が折れて落下するのを未然に防ぐため、落葉の処理を軽減するため等が主な理由である。ここも多分そうなのだろう。(巨木ファンとしてはちょっと残念だが、当事者にしてみれば、やむを得ない処置なのだろう)
 明治22年(1889)、霊仙院は火災で全焼したことがあるらしい。大イチョウにはその時の痕跡が残っているとのことである。(「秋田の巨樹・古木」による)
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