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名称 奥州の蛇藤 (おうしゅうのじゃふじ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 フジ
樹高 −
目通り幹囲 1.4m(注2)
推定樹齢 800年(注3)
所在地の地名 宮城県柴田郡村田町村田字七小路
〃 3次メッシュコード 5740−15−48
〃 緯度・経度 北緯38度07分22秒
東経140度43分27秒
村田町指定天然記念物(1969年12月22日指定)
撮影年月日 2006年9月16日
注1)村田町教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)河北新報社「宮城の巨樹・古木」(1999年刊)に「胸高直径0.45m」とあった。これはその値を円周率倍したもの
注3)上記案内板による
白鳥神社境内に入ってすぐ、参道を跨いで伸びている大フジ。
東北には八幡太郎に因む伝説が多い。このフジもその一つ。
前九年の役(1051〜62)において、奥州征討に赴いた源八幡太郎義家が、当社に戦勝を祈願した。ちょうど満願の日、義家軍は敵に囲まれてしまった。そのとき、この大フジが大蛇となって敵軍を蹴散らし、窮地を救ったというのである。
太さでは、これ以上のフジも少なくないが、蔓の長さは相当なものである。確かに大蛇に例えられておかしくない。
推定樹齢が伝承と一致していないのは「ご愛嬌」というべきで、その件については詮索しないのが上策というものであろう。
樹勢は良好で、まだまだ成長すると思われる。 |
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