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名称 会地早雄神社のケヤキ (おおぢはやおじんじゃのけやき) (注1) 名称の典拠 なし (私が勝手に命名) 樹種 ケヤキ 樹高 10m(注2) 目通り幹囲 5.2m(注2) 推定樹齢 不明 所在地の地名 長野県埴科郡坂城町大字南条鼠宿 〃 3次メッシュコード 5438−51−05 〃 緯度・経度 北緯36度25分27.8秒 東経138度11分38.3秒 天然記念物指定等 なし 撮影年月日 2003年10月6日 |
注1)「会地早雄神社」の読み方は平凡社「長野県の地名」では「おうちはやおじんじゃ」、1994年8月に坂城町が設置した「北国街道鼠宿跡」案内板では「おうじはやおじんじゃ」、国道沿いの「万葉防人歌碑」標柱には「おおちはやおじんじゃ」とさまざま。標記の読みは、坂城町教育委員会から直接うかがった 注2)私の目測値(私の目測法はここ) 会地早雄神社は、旧北国街道(現国道18号)沿いにあった鼠宿(ねずみじゅく)南端にある。宿場の反対側は、千曲川の谷が急に狭まって、山が川原近くまで迫り出している。土地の人が「岩鼻」と呼ぶ場所である。 江戸時代の旅人たちは、きっとこの神社で、道中の無事を祈ったことだろう。あるいは木陰で休息を取ることもあったと思われる。 ケヤキの年齢からみれば、鉄道や自動車の旅が普通になったのは、ごく最近のことだが、国道18号は東京に向かう幹線道路だ。ひっきりなしに車が通る。 ケヤキに心があったなら、前田の殿様が参勤交代をしていた頃を懐かしんでいるかも知れない。 |
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