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名称 黄梅院の紅しだれ桜 (おうばいいんのべにしだれざくら) 名称の典拠 天然記念物指定名称 樹種 エドヒガン 樹高 16m(注1) 目通り幹囲 5.1m(注1) 推定樹齢 400年(注1) 所在地の地名 長野県飯田市江戸町3丁目 〃 3次メッシュコード 5337−26−16 〃 緯度・経度 北緯35度31分00.9秒 東経137度49分55.8秒 飯田市指定天然記念物(2000年11月22日指定) 撮影年月日 2014年4月7日 長野地方裁判所飯田支部の近く、通称柳通りと県道229号に挟まれた場所に、東から黄梅院、正永寺、専照寺と、曹洞宗のお寺が3つ並んでいる。そして、まるで申し合わせたように、いずれにもシダレザクラの古木が1本ずつ立っている。 これら3ヶ寺が現在地に移転してきた年代が近いのは、城下町整備の際に、いわゆる寺町を作ったからだと思われる。しかし、何故、揃ってシダレザクラが植えられたかについては、私の盆暗頭では想像がつかない。 案内板によれば、黄梅院の移転は天正10年(1582)。(織田信長が飯田城を手に入れた年である。その直後に移転したというのだろうか?) 現在に至り、それら3本のシダレザクラのなかでは、この黄梅院の桜が最も大きく、元気が良い。 山号の「青松山(せいしょうざん)」の3文字が大書された扁額を掲げる門をくぐった先、向かって左手に根を下ろした大桜は、その場所から大きく枝を広げて、見事な花の冠を支えている。 境内は狭く、そちらからだと逆光になるので、外側から眺める方がより美しく見えるようだ。 |
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