ページタイトル:専照寺のシダレザクラ ロゴ:人里の巨木たち

画像:専照寺のシダレザクラ

画像:専照寺のシダレザクラ(全景)
名称 専照寺のシダレザクラ
    (せんしょうじのしだれざくら)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 10m(注2)
目通り幹囲 4.5m(注2)
推定樹齢 400年(注2)
所在地の地名 長野県飯田市伝馬町2丁目
 〃 3次メッシュコード 5337−26−16
 〃 緯度・経度 北緯35度31分04.9秒
           東経137度49分47.7秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2014年4月7日

注1)飯田観光協会が設置(設置年月不詳)
注2)上記案内板による





 JR飯田線桜町駅の南400mほどの市街地に、曹洞宗白龍山専照寺がある。
 商店街に開いた参道を進むと、正面に本堂があり、その手前に、美しいシダレザクラ巨木がある。
 樹下の大きな石仏は、お釈迦様である。枝垂れ桜の花は、お釈迦様の天蓋のようにも、光輪のようにも見える。
 訪ねたのは、満開の直前。もう満開と言ってもいいほど、見応えは十分。暖かくて風も無く、佳い日にめぐり逢うことが出来た。
 サクラが立つ場所は御堂のすぐ手前であり、そもそもシダレザクラなのであるから、人の手で植えられたことは間違いない。案内板では、城主小笠原氏によって専照寺が現在地に移された慶長9年(1604)の植栽と推測している。
 幹にはかなり傷みが見え始めたが、咲きぶりは見事なものである。
 樹下のお釈迦様は、うつむき加減に瞑想しておられたが、花の美しさに、心なしか嬉しそうな表情にも見えた。
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