ページタイトル:乙宮社のクスノキ ロゴ:人里の巨木たち

画像:乙宮社のクスノキ 名称 乙宮社のクスノキ (おとみやしゃのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 16m(注1)
目通り幹囲 6.7m(注1)
推定樹齢 500年(注2)
所在地の地名 佐賀県小城市牛津町牛津(本町)(注3)
 〃 3次メッシュコード 4930−61−96
 〃 緯度・経度 北緯33度14分55.0秒
           東経130度12分20.8秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2015年3月20日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)2005年3月1日、小城郡内の4町が合併して小城市誕生。旧行政区は小城郡牛津町





 JR長崎本線沿いの牛津郵便局から、東に200mほど進んだところに、乙宮舎の参道入口がある。観音楠の宝積寺からは、西に100mほど。
 ただし、乙宮社の社殿付近を探しても該当するクスノキ巨木は見つからない。このクスノキは、乙宮社の東側を南北に流れる水路の縁に立っている。そのため、水路沿いの生活道路からの方がよく見える。
 護岸を兼ねる石垣上に植えられたか、あるいは自然に芽ばえたか。いずれにしろ、だんだん大きくなるにつれ、身体を水路上に投げ出してはみたものの、その分、直立するケースの何倍も根が踏ん張らなければならない。そう思って見るせいか、石垣に必死にしがみついている姿のようにも見える。
 道路側に伸びた大枝はみな切られている。多分、通行の安全を考慮したのだろうが、この姿勢にしてみれば、力学的に根の力を軽減してやることにも有効だと思われる。
 近くに設置された「佐賀の名木・古木」の案内板を見て、乙宮社の所有とわかったクスノキである。
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