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名称 観音楠 (かんのんくす) 名称の典拠 環境省巨樹データベース 樹種 クスノキ 樹高 19m(注1) 目通り幹囲 6.6m(注1) 推定樹齢 600年(注2) 所在地の地名 佐賀県小城市牛津町柿樋瀬(かきひせ)(注3) 〃 3次メッシュコード 4930−61−96 〃 緯度・経度 北緯33度14分54.4秒 東経130度12分23.7秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2015年3月20日 注2)「佐賀の名木・古木」樹名板による 注3)2005年3月1日、小城郡内の4町が合併して小城市誕生。旧行政区は小城郡牛津町 JR長崎本線牛津駅の東方500mほどのところに、臨済宗南禅寺派広厳山(こうごんざん?)宝積寺(ほうしゃくじ)がある。 本堂に向かって左手、境内の端に、この大クスが立っている。 クスノキの根元に香炉があり、瑞々しい生花が供えてあった。傍らには「南無樟子安観世音菩薩」と刻んだ石柱を背に、菩薩坐像が1体。菩薩像の反対側の根の上には、「十一面観世音」の石塔が1基。 ところで、武雄市の公式サイト内、川古のクスの幹に彫られた観音像についての記事に、この宝積寺のクスノキにも立木仏の観音様が彫られていた旨が記されていた。きっとそれがこのクスノキなのだろう。 残念ながら、今はもう幹に観音様の姿を認めることは出来ない。 市街地にあって、寺地の外に向かう枝はみな切られているけれども、樹勢は悪くなさそうだ。 |
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