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名称 折渡地蔵尊のスギ
(おりわたりじぞうそんのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 30m(注1)
目通り幹囲 5.7m(注1)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 秋田県由利本荘市岩谷麓字折渡(注3)
〃 3次メッシュコード 5940−10−58
〃 緯度・経度 北緯39度27分50.0秒
東経140度05分48.1秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2019年5月8日
注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注3)2005年3月22日、1市7町が合併して由利本荘市誕生。旧行政区は由利郡大内町
県道69号(本荘岩城線)折渡峠(おりわたりとうげ)から南(岩谷側)へ350mほど下ったところに折渡地蔵尊がある。(県道脇に駐車場あり)
由利本荘市観光協会大内支部が設置した案内板によると、今から約200年前、赤田大仏開祖の是山禅師がここに延命地蔵を安置したことに始まるらしい。
千羽鶴をたくさん吊り下げた石龕に収まっているのが、その延命地蔵なのだろう。(現在では、延命の他に通行安全、子守、疣取りと、お地蔵さんの仕事が増えたようだが)
最近では、そこに千体地蔵が加わった。この山全体を地蔵霊山にしようと、全国から寄進者を募り、平成元年から2年間で多くの地蔵像が安置されたという。
泥臭さを感じない、近代的な地蔵像だ。一体一体、違ってはいるのだが、なんとなく画一的な感じがする。何かモデルがあるのかも知れない。
これらの地蔵さんは中国福建省で作られたそうである。
左図の大杉は、延命地蔵の近く。と言うか、背後から延命地蔵を守るように立っている。この山一番の大杉である。
環境省巨樹データベースによれば、境内に幹囲483cmのエノキもあることになっているのだが、見つけることは出来なかった。 |
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