ページタイトル:大内のヒイラギ 当サイトのシンボルマーク

画像:大内のヒイラギ 名称 大内のヒイラギ (おおうちのひいらぎ)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 ヒイラギモクセイ
樹高 8m(注2)
目通り幹囲 3.5m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 栃木県那須郡那珂川町大内(注3)
 〃 3次メッシュコード 5540−11−07
 〃 緯度・経度 北緯36度45分34.2秒
           東経140度12分45.3秒
那珂川町指定天然記念物(1984年4月16日指定)
撮影年月日 2023年9月24日

注1)天然記念物指定名称は単に「ヒイラギ」。それに地名を冠して標題としたが、樹種としてはヒイラギモクセイではないだろうか
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版T」による
注3)2005年10月1日、那須郡内の2町が合併して那珂川町誕生。旧行政区は那須郡馬頭町





 茨城県大子町(だいごまち)から、県境の境明神峠を越えて国道461号を西に約4.7km。国道は新馬坂橋(しんまさかばし)で大内川を渡る。
 橋の手前の脇道を右(北側)に入ると、すぐに右手路傍に「柊」の標柱が見える。(ヒイラギの姿は橋上からも見えるのだが、樹高8mほどの木なので分かりにくいかも知れない。脇見運転注意)
 訪ねた日は青空が眩しいほどの晴天で、奥様が庭で草取りをしておられた。
 撮影の許可をお願いすると、「こんな姿になってしまったけど、それでよければ…」と、少し申し訳なさそうに招き入れて下さった(感謝)。その様子に、これまでヒイラギに注がれてきたご家族の愛情が窺えるように思われた。
 見ると、ヒイラギの葉が殆ど無い。樹木医の治療も受けたということなのだが、瀕死に近い状態のように思われる。小枝がみな短いこと、葉は無くなったが小枝は姿をよく保っていることから、(素人判断で推測すると)これまで徐々に樹勢が衰えていたところ、近年急速に悪化してしまったようだ。
 ただし、まだ希望はある。一部に、萌え出て間もない新葉が見られるからだ。これらを中心に、なんとか樹勢を持ち直して欲しいと思う。
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