ページタイトル:大谷のツクバネガシ 当サイトのシンボルマーク

画像:大谷のツクバネガシ 名称 大谷のツクバネガシ
    (おおたにのつくばねがし)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 ツクバネガシ
樹高 27m(注2)
目通り幹囲 6.4m(注2)
推定樹齢 400年(注2)
所在地の地名 岡山県真庭市日野上(ひのうえ)(注3)
 〃 3次メッシュコード 5233−45−16
 〃 緯度・経度 北緯35度00分47.4秒
           東経133度42分21.6秒
真庭市指定天然記念物(1954年3月5日指定)
撮影年月日 2022年3月26日

注1)真庭市教育委員会が設置(設置年月不詳)。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)岡山県緑化推進協会刊「新 岡山の巨樹老樹名木」による
注3)2005年3月31日、2郡にまたがる9町村が合併して真庭市誕生。旧行政区は真庭郡落合町





 道の駅「醍醐の里」から国道313号を2kmほど北上。木山(きやま)小学校の近くで、信号のない十字路を左折して日野上川(ひのうえがわ)の谷に入る。この道は市道で、道幅はあまり広くない。
 中国自動車道を潜ったらすぐに橋を渡り、日野上川の左岸(北岸)側を進む。中国道を潜ってから道なりに約2.3kmで再び橋を渡って右岸側に移るが、その橋の先が大谷の集落だ。橋を渡る頃からツクバネガシの樹冠も見える。(「橋」と言ってもガードレールを欄干代わりにした短い橋。なお、樹名の「大谷」は立地場所の字(あざ)の名)
 ツクバネガシが立つのは民家の裏手。背後にはモウソウチクの林。
 大小2幹が寄り添って立つ姿で、大きい方の幹の下部では、内部に生じた空洞が口を開き、その中からモウソウチクが突き出している。
 左上画像の右下に見える祠は荒神社のようだ。
 幹に注連縄は掛かっていないが、ツクバネガシは荒神さんの依代(よりしろ)と見なされてきたのではなかろうか。
 カシも荒神社も、ともに長く大切にされてきたのだろうと思われる。
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