ページタイトル:大沢のイタヤカエデ 当サイトのシンボルマーク

画像:大沢のイタヤカエデ(幹と並ぶ) 名称 大沢のイタヤカエデ (おおさわのいたやかえで)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 イタヤカエデ
樹高 16m(注2)
目通り幹囲 5.9m(注3)
推定樹齢 460年(注2)
所在地の地名 秋田県横手市雄物川町大沢字坂ノ下(注4)
 〃 3次メッシュコード 5840−72−29
 〃 緯度・経度 北緯39度16分21.3秒
           東経140度22分02.8秒
横手市指定天然記念物(1988年12月8日指定)
撮影年月日 2019年5月10日

注1)2008年3月に横手市教育委員会が設置。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)秋田県緑化推進委員会刊「秋田の巨樹・古木」による
注3)同書では幹囲を670cmとしているが、それほど大きいようには見えない。高地側地表面から1.3mにおける幹囲を実測したところ591cmの値を得た。
注4)2005年10月1日、横手市に合併。旧行政区は平鹿郡雄物川町





 横手市と由利本荘市を結ぶ国道107号沿い、市境のスノーシェッド(覆道)に最も近い横手市側の集落が坂ノ下である。
 国道の北を並走する生活道路の頂点近くに墓地があり、そこに素晴らしいイタヤカエデ巨木が立っている。(国道からもちらっと見えるが、生活道路を走行すれば必ず目に入る)
 この生活道路がかつての本荘街道だったのだろうか。案内板に「昔から本荘街道を往来する人々の道標でもあった」と記されている。
 葉の形から、イタヤカエデの変種の一つ、アカイタヤ(ベニイタヤ)でないかと思われる。(いつもながら樹種鑑定にはあまり自信なし)
 イタヤカエデは自然林中に普通に見られる。深い山中にはもっと大きなものもあるかも知れないが、人里にあって、これほど大きく、しかも元気の良いイタヤカエデは他に無いのではなかろうか。(「巨木学」の宮誠而さんは、日本一のイタヤカエデとしている)
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