ページタイトル:大野部のアベマキ 当サイトのシンボルマーク

画像:大野部のアベマキ 名称 大野部のアベマキ (おおのべのあべまき)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 アベマキ
樹高 30m(注1)
目通り幹囲 4.9m(注1)
推定樹齢 350〜400年(注1)
所在地の地名 岡山県新見市哲西町大野部(川南)(注2)
 〃 3次メッシュコード 5233−22−45
 〃 緯度・経度 北緯34度52分38.4秒
           東経133度18分44.5秒
新見市指定天然記念物(1978年9月11日指定)
撮影年月日 2022年3月30日

注1)「高梁川流域キッズ」による
注2)2005年3月31日、新見市に合併。旧行政区は阿哲郡哲西町





 成羽川(なりわがわ)の支流大野部川の流域に川東、川西、川南の集落名が見える。大野部川との位置関係を考えると、この「川」が大野部川を示すことは明らかだ。
 アベマキが立つのはその一つ、川南地区。一応、場所の見当はつけておいたが、樹林内に立つアベマキを見つけられるだろうか。不安に思いつつ、ゆっくり車を走らせていたところ、木々を透かして車窓から巨木の影が見えた。(脇見運転注意)
 ただし、まだ落葉樹が葉をつける前のタイミングだからよかったが、道路からアベマキまでは50mほどの距離がある。灌木が葉をつけていたならば、見つけることは出来なかったかも知れない。
 それにこの道路だが、特に狭いわけでもなく、ちゃんと舗装もされているのだが、訪問時現在、何故か地理院地図やマピオン地図には表示されないので注意。(ゼンリンの「いつもNAVI」やグーグル地図には描かれている)
 少しだけ薮漕ぎをして樹下に立った。
 途中から3幹に分かれる、いわゆる「三頭木」である。東北地方では、三頭木に神が宿るとされ、杣人は伐らないという話がある。ここでもそうだったのだろうか。
 背が高く,樹勢の良さそうなアベマキである。
 息を整えつつ、暫しアベマキに見入っていた。
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