ページタイトル:大口川のタブノキ 当サイトのシンボルマーク

画像:大口川のタブノキ 名称 大口川のタブノキ (おおくちがわのたぶのき)
名称の典拠 「一ツ瀬川流域の巨樹・巨木」(注1)
樹種 タブノキ
樹高 12m(注2)
目通り幹囲 5.1m(注2)
推定樹齢 350年(注2)
所在地の地名 宮崎県西都市右松(大口川)
 〃 3次メッシュコード 4831−13−24
 〃 緯度・経度 北緯32度06分34.1秒
           東経131度25分47.2秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2018年3月21日

注1)九州森林管理局のウェブサイトの一つ
注2)上記「一ツ瀬川流域の巨樹・巨木」による





 標記のタブノキは、一ツ瀬川(ひとつせがわ)左岸、県道312号(木城西都線)のすぐ脇に立つ。車窓からもよく見える。
 このあたり、県道312号は市町界をなしている。マピオンのウェブ地図が正しければ、タブノキが立つ場所は西都市だが、県道の向かい側は新富町となっている。
 タブノキの背後には、小さな地蔵堂。
 平成15年(2003)に設置された「地蔵堂再建記念碑」によると、地蔵さんが安置されたのは江戸時代の初期と伝えられているという。かつてはなかなか立派な御堂だったようだが、相次ぐ台風により荒廃。それを惜しんだ地元有志がお地蔵さんを修復し、地蔵堂も再建したということらしい。
 地蔵堂同様、タブノキも強風にあおられたことと思われるが、幸い大きな被害はなかったようだ。今も大きな樹冠を戴いている。
 ところで、タブノキの100mほど東に川が流れているが、これは鬼付女川(きづくめがわ)。タブノキの名に冠せられた「大口川」は、河川名でなく集落名である。
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