ページタイトル:大窪寺のイチョウ 当サイトのシンボル

画像:大窪寺のイチョウ 名称 大窪寺のイチョウ (おおくぼじのいちょう)
名称の典拠 「香川の保存木」指定名称
樹種 イチョウ
樹高 26m(注1)
目通り幹囲 7.2m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 香川県さぬき市多和字兼割(注2)
 〃 3次メッシュコード 5134−21−26
 〃 緯度・経度 北緯34度11分28.2秒
           東経134度12分25.2秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2013年3月27日

注1)香川県公式WEBサイトの一つ「香川の古木・巨樹」による(2011年6月10日調査値)。なお、同調査での幹囲測定は、地上1.2mの高さで行っている
注2)2002年4月1日、大川郡内の5町が合併してさぬき市誕生。旧行政区は大川郡長尾町





 雨が上がって、濃い霧が立ちこめるなか、大窪寺を訪ねた。まだ昼の2時頃だというのに、あたりは日が落ちたように暗い。
 大駐車場から、大きな二重門(仁王門)を通って進んで行くと、本堂がぼうっと見えてきた。多宝塔(奥殿)を後ろに控えた、独特な形式の本堂だ。
 目指す大イチョウは、本堂前広場の端。本坊を見下ろすような位置に立っている。本坊側に伸びた大枝がみな切られているのは、落下の危険を事前に回避するためだろう。樹勢は悪くない。実質的には、岩部八幡神社のイチョウに次ぎ、香川県内第2位の大イチョウである。
 真言宗医王山遍照光院大窪寺(いおうざんへんじょうこういんおおくぼじ)は、四国八十八箇所の第88番、つまり結願寺(けちがんじ)である。
 この日も、大駐車場には貸切バスが数台停まっていた。お遍路さんたちの表情がどことなく晴れやかに見えたのは、無事結願を迎えた安堵感からだろうか。
 
ボタン:香川県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る