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名称 大久保のナツグミ (おおくぼのなつぐみ) 名称の典拠 現地の案内板(注1) 樹種 ナツグミ 樹高 10m(注2) 目通り幹囲 2.5m(注2) 推定樹齢 不明 所在地の地名 群馬県吾妻郡中之条町大久保 〃 3次メッシュコード 5438−76−25 〃 緯度・経度 北緯36度36分23秒 東経138度49分18秒 群馬県指定天然記念物(1973年8月21日指定) 撮影年月日 2013年11月8日 注2)上記案内板による 幹囲2.5mでは、いわゆる「巨樹」のサイズに届かないのだが、茱萸(ぐみ)の木でこれだけ大きくなる例は滅多にないことだろう、ということで訪ねることにした。 ナツグミの名は、果実が熟すのが初夏だから。 私が住む新潟県上越市にも、これと近縁のトウグミが自生し、果実を食べたこともある(渋みを伴う甘さが独特)。しかし、こんな大木は、今まで見たことがない。 昭和57年(1982)8月、台風10号の強風で、このグミは根こそぎ倒されてしまった(案内板には「昭和56年」とあったが、誤りと思われる)。 それから約30年を経て、今の姿となった。 県教委の指導もあったそうだが、無理に立て直すことをせず、倒れたままの姿で事後処置を施したのが良かったのだろう。今も樹勢は良さそうである。 大ケヤキの親都神社から、直線距離で西に約800m。大久保集落内の一軒のお宅の裏手に立っている。 |
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