ページタイトル:大栗の桑 当サイトのシンボルマーク

画像:大栗の桑 名称 大栗の桑 (おおぐりのくわ)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 ケグワ
樹高 28m(注2)
目通り幹囲 5.1m(注2)
推定樹齢 400年(注2)
所在地の地名 岡山県新見市神郷油野(しんごうゆの)(注3)
 〃 3次メッシュコード 5233−42−17
 〃 緯度・経度 北緯35度01分04.1秒
           東経133度20分07.0秒
新見市指定天然記念物(1983年9月8日指定)
撮影年月日 2020年10月16日

注1)設置者名・設置年月の確認を失念(多分、新見市教委が設置)。一方で高梁川流域連盟のウェブページの天然記念物一覧図では「大栗のクワ」とされているので、天然記念物としての名称はカタカナの方かも知れない
注2)岡山県緑化推進協会刊「新 岡山の巨樹老樹名木」による
注3)2005年3月31日、新見市に合併。旧行政区は阿哲郡神郷町





 JR伯備(はくび)線足立(あしだち)駅の北方、落合三叉路から県道12号(足立東城線)を西に向かう。
 三室川(みむろがわ)ダムの手前、上油野集落で左折。県道を離れて、今度は弥平田川の谷を上流に向かう。
 左図の大クワは、最奥の家の手前。道路のすぐ左に立っている。(グーグル・ストリートビューで確認可能)
 根元には小祠。大クワは、家の守り神とされてきたのかも知れない。
 合体木の可能性はあるが、根元近くでまったく一体化している。クワの仲間としては飛び切りの巨木に属する。
 樹名の「大栗」はこのあたりの旧来の地名らしい。
 樹種はケグワ。
 ケグワはノグワとも呼ばれ、若枝や葉裏に毛が密生することから毛桑の名前がついたものらしい。
 図鑑を調べると、分布域はおよそ和歌山県以西。私が住む新潟県には自生しない。道理で、今までその名を聞いたことがなかったわけだ。
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