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名称 奥御前宮のスギ (おくごぜんぐうのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 42m(注1)
目通り幹囲 5.1m(注1)
推定樹齢 伝承400年(注1)
所在地の地名 高知県四万十市中村(注2)
〃 3次メッシュコード 4932−37−94
〃 緯度・経度 北緯32度59分53.7秒
東経132度55分47.6秒
四万十市指定天然記念物(1955年11月14日指定)
撮影年月日 2012年3月30日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注2)2005年4月10日、中村市と幡多郡西土佐村が合併して四万十市に。ここは旧中村市
中村城跡(為松公園)の北に奥御前宮がある。
「史跡めぐり 奥御前宮」と題する案内プレートによれば、ここは、承久の昔(1221頃)、土御門上皇(つちみかどじょうこう)幡多遷幸の際の行在所跡と言われているらしい。奥御前宮は、上皇が京の貴船神社から勧請したとも。
細長い社地の奥の方に大杉が立っている。半身を平面に、もう半身を斜面上部に置いている。
さすがに上部では葉が疎らになりつつあるものの、まだ、最頂部までしっかり葉を付けている。樹勢は悪くなさそうだ。ただ、大杉の下には住宅などがあるため、風害等で倒壊しないよう、ワイヤで支えられている。
ところで、大杉の樹齢を1000年と見積もる話もあるようだが、いくらなんでも、土御門上皇の時代まで遡るのは難しいのではなかろうか。 |
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