ページタイトル:奥谷のヤマモモ ロゴ:人里の巨木たち

画像:奥谷のヤマモモ_1

画像:奥谷のヤマモモ_2
名称 奥谷のヤマモモ (おくだにのやまもも)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 ヤマモモ
樹高 15m(注2)
目通り幹囲 5.4m(注2)
推定樹齢 300年以上(注3)
所在地の地名 奈良県五條市西吉野町奥谷(注4)
 〃 3次メッシュコード 5135−35−79
 〃 緯度・経度 北緯34度19分07.6秒
           東経135度44分22.0秒
奈良県指天然記念物(1959年2月25日指定)
撮影年月日 2014年3月28日

注1)天然記念物指定名称は「ヤマモモの巨樹」
注2)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注3)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による
注4)2005年9月25日、五條市に合併。旧行政区は吉野郡西吉野村





 3月の晴れた日の朝、6時半過ぎ、奥谷のヤマモモに会いに行った。ずいぶん寒い朝で、周囲には霜が降りていた。
 奥谷は集落の名。県道138号(赤滝五條線)より一段高い所に宗円寺というお寺があり、ヤマモモはそこから少し北西に位置する広場の端に立っている。
 株立ちのヤマモモだが、根元は一つにまとまり、全体としての統一感がある。枝振りも良い。予想以上に素晴らしいヤマモモだった。
 案内板によると、この広場はかつての奥谷尋常小学校の跡地である。
 早稲田大学英文科予科に入学する直前の植村宗一(うえむらそういち。後の直木三十五)が、明治43年(1910)11月から翌年3月までの4ヶ月ほど、この奥谷尋常小学校で代用教員をしたらしい。
 当時、植村宗一は満19歳。彼の性格から想像すると、かなり破天荒な教師だったのではなかろうか。
 このヤマモモに登ってデカンショ節を高歌放吟した逸話が地元に残されているそうである。
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