|
|||||
名称 雄琴神社のカヤ (おことじんじゃのかや) 名称の典拠 「少しだけ遠くの風景」 樹種 カヤ 樹高 15m(注1) 目通り幹囲 6m(注1) 推定樹齢 不明 所在地の地名 栃木県下都賀郡壬生町通町(とおりまち) 〃 3次メッシュコード 5439−56−04 〃 緯度・経度 北緯36度25分39.4秒 東経139度48分23.0秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2024年6月29日 東武宇都宮線壬生(みぶ)駅の北方約600m、黒川右岸に雄琴神社が鎮座する。 対岸は桜の名所東雲(しののめ)公園。雄琴神社と東雲公園の間には吊り橋の「東雲さくら橋」が架かり、橋上から見る桜が見事らしい。 神社でいただいたリーフレットによれば、雄琴神社の創建はェ治5年(1091)。鎮守府将軍清原武則(きよはらのたけのり)の子孫保定(やすさだ)が天照大御神(あまてらすおおみかみ)・天武(てんむ)天皇・舎人(とねり)親王の3柱を祭神として祀り、当初は藤森神社と称した。 のち戦国時代に至り、壬生に初めて城を築いた壬生彦五郎胤業(たねなり)が江州(現在の滋賀県)雄琴の地より壬生氏の祖である小槻今雄(おつきのいまお)の分霊を招いて合祀し、雄琴大明神と称するようになったという。 千年に近い歴史を持つ神社である。 左図のカヤが立つのは本殿と社務所の間。 3本の株立ちで、上部を失っているが、根元付近にはボリューム感がある。 根を取り巻く緑は蘖(ひこばえ)。驚くほど多い。 広い境内には、このカヤの他にも巨木が散見される。 リーフレットには樹木についての言及がないが、死んだスギ巨木が今も神木として守られているなど、社叢の木々も大切にされていることと思われる。 |
|||||