名称　鎮守諏訪社の大杉 　　　（ちんじゅすわしゃのおおすぎ） 名称の典拠　現地の標柱（注1） 樹種　スギ 樹高　３５ｍ（注2） 目通り幹囲　６．２ｍ（注2） 推定樹齢　５００年（注3） 所在地の地名　新潟県柏崎市高柳町岡田（注4） 　〃　３次メッシュコード　５５３８−６５−８１ 　〃　緯度・経度　北緯３７度１４分１７秒 　　　　　　　　　　　東経１３８度３８分４４秒 高柳町指定天然記念物（１９８５年５月２２日指定）（注4）（注5） 撮影年月日　２００２年５月１９日 注1）高柳町教育委員会が設置（設置年月不詳）。標柱の表示は「鎮守諏訪社大杉二株二本」 注2）環境庁「日本の巨樹・巨木林　甲信越・北陸版」による 注3）新潟県緑化推進委員会「にいがた巨樹・名木１００選」による 注4）２００５年５月１日、柏崎市に合併。旧行政区は刈羽郡高柳町 注5）諏訪神社境内には大杉が４本ある。このうち何本が天然記念物なのだろうか。上記の「２株２本」は２株＝２本か、それとも２株＋２本か（大杉の中には並び立つ「夫婦杉」もある）。曖昧な部分が残るが、一応「にいがた巨樹・名木１００選」にならって、４本を天然記念物とした 　岡田集落の東端に諏訪神社がある。そして、高台の社殿を取り囲むように４本の大杉が立っている。 　この杉はそのなかの頭領格。社殿に向かって右、斜面に広がる境内林の端に立つ。 　訪ねたのは、どんより曇った日。誰もいない境内は薄暗く、無音の空間だった。老杉の幹肌をじっと見ていると、そのうちに、老杉が自分の生涯を語りかけてくれているような気がしてきた。