ページタイトル:小田神社のスギ 当サイトのシンボルマーク

画像:小田神社のスギ 名称 小田神社のスギ (おだじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 不明
目通り幹囲 5.5m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 山形県鶴岡市小国庚(町尻)(注2)
 〃 3次メッシュコード 5739−65−80
 〃 緯度・経度 北緯38度34分36.3秒
           東経139度37分56.1秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2019年5月17日

注1)高地側の地表面から1.3mの高さにおける幹囲を実測
注2)2005年10月1日、鶴岡市周辺の5町村が鶴岡市に合併した。旧行政区は西田川郡温海町





 木野俣熊野神社のスギに会ったあと、次の目的地に向かって庄内小国川(しょうないおぐにがわ)沿いの県道348号(温海川木野俣大岩川線)を走行中、前方に大杉の林が見えた。
 大杉が立つのは小田神社の境内。スギ主体の社叢は谷を囲む人工林とは明らかに趣きが異なり、かなり離れた位置からも目立つ。
 左図の大杉は本殿の斜め後方。軒に接するように立っている。
 ほかに、鳥居横には双幹の大杉もあって、幹囲のみに注目すればそちらの方が大きそうだが、単幹のスギの方がやはり迫力に勝る。というわけで、左図の大杉から社叢のスギたちの代表となってもらうことにした。
 実は、訪問の14年前、2005年に小国の熊野神社のスギを訪ねた時、このスギも目にしていた。
 その頃は、探訪対象として、スギなら幹囲6m以上としていたので、立ち寄っては見たが大きさが足りず、紹介するに至らなかったことを思い出した。
 今は、素晴らしいスギだと思えるようになった。
 年齢を重ねると、若い頃に比べ、愛おしいと思えるもの、大切にしていきたいと思うもの、感動を与えてくれるものが増えてきたように思う。今まで見えていなかったものが見えるようになったということなのだろう。
 もしかして、それも「心が豊かになる」ということの一つの形なのだろうか。
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