ページタイトル(お不動様の大杉) サイトのシンボル

画像:お不動様の大杉(幹と並ぶ)

画像:荒沢不動堂近くからの眺め
 不動堂近くからの眺め
名称 お不動様の大杉 (おふどうさまのおおすぎ)
名称の典拠 「にいがた巨樹・名木100選」(注1)
樹種 スギ
樹高 35m(注2)
目通り幹囲 5.0m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 新潟県胎内市下荒沢(注3)
 
〃 3次メッシュコード 5739−03−79
 
〃 緯度・経度 北緯38度03分58.5秒
           東経139度29分43.3秒
黒川村指定天然記念物(1975年12月12日指定)(注3)
撮影年月日 2005年6月11日

注1)1999年6月に新潟県緑化推進委員会が刊行
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注3)2005年9月1日、北蒲原郡内の2町村が合併して胎内市誕生。旧行政区は北蒲原郡黒川村





 国道290号沿線の下荒沢集落から、下荒沢川の谷に沿って北西に約3km、突き当たりに荒沢不動明王堂がある。
 神亀元年(724)、行基によって開かれたと伝えられているようだ。ただし、開祖を役行者とする伝承もあり、定かではない。
 下荒沢川の谷はほぼ直線的にのびているため、不動堂の前に立つと、緩い勾配で水田が連なる景色が見渡せる。奥に見えるのは飯豊山系の山々だろうか。
 大杉は境内の端に立っている。元来は土砂流失を防ぐために植えられたのかもしれない。
 境内林中では抜きん出て背が高く、不動堂近くまで行くと、はっきりその姿を認めることができる。
 不動堂は、集落からはずいぶん離れているのだけれども、境内ともども、手入れが行き届いている。大切に扱われてきた様子がうかがえる。
 
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