名称　白山桜　（しろやまざくら） 名称の典拠　現地の標柱（注1） 樹種　カスミサクラ 樹高　１７ｍ（注2） 目通り幹囲　４．８ｍ（注2） 推定樹齢　３２０年（注2） 所在地の地名　秋田県仙北市田沢湖生保内字阿気（注3） 　〃　３次メッシュコード　５９４０−４５−７７ 　〃　緯度・経度　北緯３９度４３分５７．８秒 　　　　　　　　　　　東経１４０度４２分３７．６秒 仙北市指定天然記念物（１９６３年１０月１５日指定） 撮影年月日　２０１９年５月１２日 注1）旧田沢湖町教育委員会が設置（設置年月不詳）。その後、設置者名を仙北市教育委員会に変更。天然記念物指定名称もこれに同じ 注2）秋田県緑化推進委員会刊行「秋田の巨樹・古木」による 注3）２００５年９月２０日、仙北郡内の２町１村が合併して仙北市誕生。旧行政区は仙北郡田沢湖町 　国民宿舎田沢湖ロッジの東方やや南、約８５０ｍ。湖畔を巡る県道と国道３４１号を結ぶ市道の近くに立つ桜。 　ネット上で言及されることは多くないが、きっと有名な桜なのだろう。地図サイトマピオン（Mapion）のウェブ地図に表示があるし、私のカーナビの地図にも、その名が載っていた。 　訪ねたのはゴールデンウィークもとうに過ぎた５月１２日。まさか花が見られるとは思ってもいなかったので、大感激。散り初（そ）めではあったが、ほぼ満開と言ってよさそうな状態。青空を背景に、美しい花を十分に堪能できた。 　「白山桜」の名だが、開花とともに開出する若葉の色は、ヤマザクラでは赤が強いのに対し、カスミザクラでは緑が勝る。そのため、「白（い）山桜」と呼ばれたのだろうと思われる。