ページタイトル:如意寺のイチョウ 当サイトのシンボル

画像:如意寺のイチョウ

画像:如意寺のイチョウ(遠景)
名称 如意寺のイチョウ (にょいじのいちょう)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 イチョウ
樹高 16m(注2)
目通り幹囲 5.4m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 宮崎県串間市西方
 〃 3次メッシュコード 4731−11−58
 〃 緯度・経度 北緯31度27分56.1秒
           東経131度13分55.0秒
串間市指定天然記念物(1988年2月3日指定)
撮影年月日 2012年8月4日

注1)1999年3月に串間市教育委員会が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による





 串間市は宮崎県の南端。その最南端は、太平洋に突き出た都井岬(といみさき)で、国天然記念物「岬馬」の生息地として知られる。市の中心部は、大隅半島の付け根をえぐる志布志湾(しぶしわん)の北岸にあり、対岸は鹿児島県。江戸時代には、鹿児島藩と飫肥藩に挟まれた、高鍋藩の飛地であった。
 曹洞宗如意寺は、JR串間駅の北北東約400m。石垣の上に築かれた、市街地の禅刹である。
 真新しい山門の横に立つイチョウが、串間市から天然記念物指定を受けている。
 単幹のイチョウで、葉をたくさんつけている。そのため、幹や枝の様子がはっきりとは見えないが、主幹は途中で失われているようだ。主幹が途切れたところから伸びた枝が、現在の樹形を作っていると思われる。
 根元付近の様子を見ると、内部に空洞があるようだ。
 それでもこの樹勢である。幹の中心部は生命活動をしていないので、本来は空洞の有無と樹勢との間に直接の関係はないとはいうものの、生命力の強いイチョウならではの要素もあるのではなかろうか。
 
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