ページタイトル:倫勝寺のケヤキ 当サイトのシンボルマーク

画像:倫勝寺のケヤキ 名称 倫勝寺のケヤキ (りんしょうじのけやき)
名称の典拠 なし
樹種 ケヤキ
樹高 10m(注1)
目通り幹囲 4.9m(注1)
推定樹齢 200〜299年(注1)
所在地の地名 秋田県能代市仁井田白山
 〃 3次メッシュコード 6040−20−24
 〃 緯度・経度 北緯40度11分09.9秒
           東経140度03分27.3秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2019年5月15日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による





 JR東能代駅は奥羽本線と五能線の分岐駅である。
 曹洞宗白鶴山倫勝寺は駅の南西約900m。境内の東を秋田に向かう奥羽本線が通る。
 境内のケヤキ群が素晴らしい。特大の巨木はないものの、環境省資料ではケヤキ巨木が全部で11本。将来が楽しみな巨木林である。
 左図がそのうちで、最大の個体。この1本のみ他より長老格である。残念ながら、今は半身のみ。
 たまたまご住職が墓地に出ておられ、お話が出来た。
 ご自分が子供の頃、既にもう枯れていたが、幹がまだ残っていた姿を覚えておられるそうである。黒焦げ部分があったので、多分、落雷で枯れたのだろうとのこと。
 上記データはこの姿になってからの値である。かつては今よりはるかに大きかったであろう。
 この姿になってからも、1988年度の第1回調査に比べ2000年度フォローアップ調査では10cmほど幹囲が増えている。いまはもう5mを超えた可能性が大きい。
 なお、最近頂部を切断されたケヤキも見られた。突然枯れてしまったらしい。
 墓地のあちこちに除草剤を使用しないよう注意書があったことと関係がありそうだ。
 もちろん倫勝寺に限らず、立木の近くで除草剤など使ってならないのは当然のことである。(巨木の根が延びる範囲は意外に広いものだ)
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