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名称 野木神社のいちょう (のぎじんじゃのいちょう)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 イチョウ
樹高 13m(注2)
目通り幹囲 9.7m(注2)
推定樹齢 伝承1200年(注3)
所在地の地名 栃木県下都賀郡野木町野木
〃 3次メッシュコード 5439−25−56
〃 緯度・経度 北緯36度12分55.8秒
東経139度42分29.6秒
野木町指定天然記念物(1977年11月30日指定)
撮影年月日 2008年11月15日
注1)「とちぎ名木百選」中の1本であることを示す高札形の案内板
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による
注3)(注1)とは別に、野木町教育委員会が設置した案内板による
11月の朝8時頃、野木神社を訪れた。
思っていたより大きな神社で、境内もきちんと整っている。あちらこちらに、掃き寄せたばかりの落葉の山が散在している。早起きして清掃されたものだろう。
拝殿の手前右手に、1本のイチョウ古木が立っている。
イチョウのまわりを石垣が取り囲み、さらに杭とロープで囲んでいる。ロープには紙垂が取り付けられている。イチョウの立つ場所は結界内の聖域なのだ。
案内板によれば、蝦夷征伐を終えて帰朝途中の坂上田村麻呂が、当社に参詣した折りの記念樹と伝えられているようだ。(伝承樹齢もそこから)
伝承の当否はともかく、数多くの気根を垂らす樹姿からは、何かしらただ者でない気配を感じても不思議はない。
ただ、残念ながら環境庁データほど太くはなさそうだ。幹囲は、目分量で7m強といったところだろうか。
もちろん、そのことがこのイチョウの価値を貶めるわけではないが。 |
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