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名称 二斗内のカヤ (にとうちのかや)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 カヤ
樹高 15m/16m(注2)
目通り幹囲 4.9m/3.3m(注2)
推定樹齢 400年(注2)
所在地の地名 栃木県大田原市須佐木(すさぎ)(注3)
〃 3次メッシュコード 5540−11−85
〃 緯度・経度 北緯36度49分33.4秒
東経140度11分42.4秒
大田原市指定天然記念物(1973年12月14日指定)
撮影年月日 2023年9月24日
注1)設置者名・設置年月とも不詳。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)大田原市公式ウェブサイトの文化財紹介ページより
注3)2005年10月1日、大田原市に合併。旧行政区は那須郡黒羽町
大田原と茨城県大子町を結ぶ国道461号沿い、那珂川町まであと300m弱というところ。国道脇に「二斗内のカヤ」の標柱が立っている。カヤは標柱の先のお屋敷内の木で、もう樹冠が見えている。
ちょうどご主人がご在宅で、見学の願いを快諾して下さったうえ、カヤまで案内して下さった(感謝)。時々見学者が訪ねて来るらしく、茨城大学の先生の引率で、大型バスが来たこともあるようだ。
カヤは2本あり、2本とも天然記念物に指定されている。細い方が雄木で太い方が雌木だとのこと。
2本の大きさにかなりの差があることについて、ご主人は、雌だけではカヤの実がならないので、あとで雄を隣に植えたのではないかと推測しておられた。
2本は、いまや根を接するまでに大きくなった。細いとは言え、雄も巨木の仲間入りをしているし、前に立った印象では雌はもう5mを超えているのではなかろうか。
それらが2本並び立つ姿はなかなか雄大である。
他人事のように言うのはおかしいかも知れないが、バスを仕立ててはるばる見に来たというのも理解出来る。 |
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