ページタイトル:西ノ川の大杉 当サイトのシンボル

画像:西ノ川の大杉(幹と並ぶ)


画像:西ノ川の大杉(遠景)
名称 西ノ川の大杉 (にしのかわのおおすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 30m(注1)
目通り幹囲 7.0m(注1)
推定樹齢 伝承600年(注1)
所在地の地名 高知県安芸郡安田町西ノ川
 〃 3次メッシュコード 5033−17−89
 〃 緯度・経度 北緯33度29分42秒
           東経133度59分37秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2012年3月24日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による





 安田川右岸の日浦から、狭い谷を北西に向かう。
 500mも走ると西ノ川だ。さらに集落内を進んで行くと、やがて前方、山の中腹に大杉の姿が見えてくる。大杉は、他の家々から少し離れて、集落の最上部にぽつんと建つお宅の近くのようだ。
 道が狭く、適当な駐車スペースが見つからなかったので、かなり遠くに車を置いて歩いた。少し風はあるものの、気温はそんなに低くない。ときどき日も射す。雪国から来た者にとっては、天国みたいなものだ。のんびり歩くのも気持ちがいい。
 だいたい、スギの葉が緑色をしている。スギは常緑樹とはいえ、私の地方では、この時期の葉は赤錆色をしている。緑になるのはもっと後だ。
 大杉への近道と目を付けたお宅を訪ねたが、どなたもおられない様子だった。仕方がないので、(少々図々しいとは思ったが)勝手に畑の縁を通って、大杉に向かった。(現状を損なわぬよう心懸けたつもりなので、どうかご勘弁いただきたい)
 途中からは道らしい道もないが、いわゆる薮こぎというほどでもない。とにかく、無事根元に立った。
 スギの周囲も、自然に任せてある感じ。数種類の稚樹が育ちつつあり、スギの姿を隠しがちだ。
 近くに立つと、遠望したときの感じよりもかなり大きい。
 一部に枯れた部分も見えるが、全体としての樹勢も良さそう。
 これからまだ大きくなりそうである。
 
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