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名称 西郷のイチョウ (にしごうのいちょう) 名称の典拠 なし 樹種 イチョウ 樹高 17m(注1) 目通り幹囲 5.2m(注2) 推定樹齢 不明 所在地の地名 栃木県真岡市西郷(下渋川) 〃 3次メッシュコード 5440−50−30 〃 緯度・経度 北緯36度27分07.4秒 東経140度00分16.6秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2023年9月25日 注2)「少しだけ遠くの風景」による 県立真岡工業高校の北方約400m。芋ノ葉用水が90度向きを変えるあたりに、左図のイチョウが立つ雷神社が鎮座する。(祭神は別雷大神(わけいかづちのおおかみ)) 従って、雷神社のイチョウと名付けた方が分かりやすいように思うが、その読み方が分からない。各地の雷神社の読みを調べると、「かみなりじんじゃ」「いかづちじんじゃ」「らいじんじゃ」とさまざま。当地ではどう読むのだろう。 ほかにもう一つ問題がある。 この神社の法人登録名が雷神社で、境内の案内板にもそう記されているのだが、どうも氏子さんたちは神社名を別雷神社と考えているようなのである。鳥居の額には別雷神社、平成17年(2005)に建立された創建五百年記念碑も別雷神社、グーグル地図やマピオン地図にも別雷神社の名前で載っている。 何かとややこしいことから、私のサイトでは地名を冠して上記のように呼ばせてもらった。 イチョウが立つのは、南に開く正面参道の横。道路からもよく見える。 かつての主幹が枯れ、その蘖(ひこばえ)が生長して現在の姿になった。(上記幹囲データは枯死部分も含めた値である) 蘖は、まず背伸びすることに全勢力を注いだようだ。同じ太さのイチョウに比べて横への広がりが小さく、スリムな樹冠となっているのはそのためである。 雌株のイチョウで、小振りの銀杏を毎年たくさんつけるようだが、樹下はきれいに清掃されている。 氏子さんに大切にされている神社なのだと思われる。 |
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