ページタイトル:登龍杉 ロゴ:人里の巨木たち

画像:登龍杉
 ↑これが登龍杉
 ↓対岸に立つこのスギも大きい
画像:対岸に立つスギ(鳥居杉)
名称 登龍杉 (とうりゅうすぎ)
名称の典拠 現地の樹名板(注1)
樹種 スギ
樹高 30m(注2)
目通り幹囲 6.5m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 新潟県新発田市田貝
 〃 3次メッシュコード 5639−63−86
 〃 緯度・経度 北緯37度54分25秒
           東経139度26分55秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2015年6月7日

注1)設置者名・設置年月とも不詳(神社関係者が設置?)。読み方については、もしかしたら重箱読みを避けて「とうりゅうさん」または「とうりゅうざん」と読むのかも知れない
注2)「新潟の大杉と天然杉」による





 新発田市の東方に、日本二百名山の一つ、二王子岳(にうじだけ、1420m)が聳える。
 胎内二王子県立自然公園に指定される自然豊かな山であること、眺望が良いこと、登るのが難しくないこと、新潟市から近いことなどから、多くの登山者が訪れる山である。
 古くは信仰の山で、山頂に二王子神社(にうじじんじゃ)の奥宮がある。また、登山道の途中には一王子神社、三王子神社もある。その登山道の出発点が二王子神社である。(白状すると、私自身は二王子岳に登ったことはない)
 私の目当ては二王子岳ではなく、参道脇の大杉。二王子神社から逆向きに参道を下り始める。
 自動車で直接に神社まで乗り付けられるようになった今、この参道を歩く人は数少ないと思われるが、(少なくとも大杉と社殿の間は)歩き易く、気持ちの良い参道である。
 300mほど歩いただろうか。朱に塗られ、擬宝珠の付いた欄干がある太鼓橋が現れる。橋の下は姫田川の最上流部である。
 左図の2本の大杉は、その太鼓橋の両岸に立っている。
 神社に近い側に立つのが「登龍杉」である。中国に伝わる登竜門伝説を下地にしたと思われる。
 「竜門」は、流れが急なことで知られる川の名である。この川を登りきった鯉は竜になるという伝説がある。日本ではしばしば、鯉の滝登りの絵でこの伝説を象徴化している。
 この登龍杉の近くにも小さな滝がある。大杉は、天に昇ろうとする龍の足場になってやったということだろうか。
 対岸の大杉ともども、なかなか立派な大杉である。
 これらの他にも、二王子神社境内周辺や参道脇に数多くの大杉が見られるが、何故か、環境省巨樹データベースには1本も載っていない。
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