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名称 逃室の樫 (にがしむろのかし)
名称の典拠 「那須の名木選」選定名称
樹種 シラカシ
樹高 25m(注1)
目通り幹囲 5.6m(注2)
推定樹齢 250年(注1)
所在地の地名 栃木県那須郡那須町豊原丙(逃室)
〃 3次メッシュコード 5540−40−69
〃 緯度・経度 北緯37度03分15.5秒
東経140度06分21.8秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2024年6月29日
注1)逃室地区地域づくり委員会と那須町が連名で設置した「那須の名木選」案内板による(設置年月不詳)
注2)地表面から1.3mの高さで幹囲を実測(上記案内板では490cmとされているが、計測値は563cm)
東北自動車道那須高原サービスエリアの東方。国道4号「逃室」交差点の北約100m、民家の庭に、那須の名木に選ばれたカシの木がある。丸く大きな樹冠を戴く素晴らしい大カシだ。
少し離れた場所に車を置いて、徒歩で訪ねた。
奥様が庭で仕事をしておられたので、撮影と幹囲測定のお願いをしたところ、快く許可して下さった。
葉を調べるとシラカシだと思われる。樹下に昨年のどんぐりが落ちていて、殻斗の様子もシラカシを推測させる。
途中から横に大きく4幹に分かれているためか、幹断面がかなり扁平で、見る角度によって印象は少し異なるものの、なかなかの大カシである。
樹勢も良さそうだ。
このカシの姿は、国道4号を走るとき車窓からも見える。どなたかがコメントしているのではないかとネット検索してみたが、何もヒットせず。
このあたりの国道4号は道幅が狭く、また交差点にも近いため、前方を注視して運転に集中しなければならない。そんなことから、知る人は案外少ないのかも知れない。 |
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