ページタイトル:二代杉 当サイトのシンボル

画像:二代杉(全景)

画像:二代杉への道
 二代杉への道

画像:二代杉(幹と並ぶ)
名称 二代杉 (にだいすぎ)
名称の典拠 顕聖寺ご住職夫人からの聞き取り(注1)
樹種 スギ
樹高 40m(注2)
目通り幹囲 8.2m(注3)
推定樹齢 500年(注4)
所在地の地名 新潟県上越市浦川原区顕聖寺(注5)
 
〃 3次メッシュコード 5538−53−83
 
〃 緯度・経度 北緯37度09分38秒
           
東経138度25分17秒
記念物指定等 なし
撮影年月日 2002年4月14日(初出写真)
        2009年7月6日(掲載写真)

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」も「二代スギ」としている
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注3)同上。ただし、これは低地側から見た数値だと思われる。高地側で測った場合は、もっと小さい
注4)名称に纏わる伝承より算出した。上記環境庁調査結果は「300年以上」となっている
注5)2005年1月1日、広域市町村合併により上越市に編入。旧行政区は東頸城郡浦川原村





 北越急行(ほくほく線)浦川原駅のすぐ北に、曹洞宗の名刹保寧山顕聖寺がある。
 このスギは境内林の一角に立っている。
 訪ねたとき、ちょうど奥様が庭に出ておられたので、名の由来を尋ねることができた。2代目住職のお手植え故と教えてくださった。
 「曹洞宗新潟県寺院歴住世代名鑑」によれば、顕聖寺2世黙室周言が没したのは、享禄2年(1529)1月4日のことである。ならば樹齢は約500年ということになろう。他の巨木と見比べてみても、むしろ遠慮がちな数値であり、立っている場所も適当で、この伝承は信憑性が高そうだ。
 伽藍を取り巻いて、広大な境内林が広がっている。東側の林には33観音像が置かれ、小道が開かれている。そこを歩いて行くと二代杉の前に立つことができる。
 二代杉は境内林の一番端、庫裏に一番近いところに立っているため、境内のどこからでも見ることができたが、やはり間近に見、手で触れたときの感慨は格別であった。

 
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