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画像:諏訪社のケヤキ

画像:諏訪社のケヤキ(幹と並ぶ)
名称 諏訪社のケヤキ (すわしゃのけやき)
名称の典拠 なし
樹種 ケヤキ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 7.5m(注1)
推定樹齢 200〜299年(注1)
所在地の地名 新潟県柏崎市東長鳥(夏渡)
 
〃 3次メッシュコード 5638−05−65
 
〃 緯度・経度 北緯37度23分11秒
           東経138度41分09秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2005年6月5日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による





 夏渡(なつわた)は柏崎東部、山中の集落。その中央付近に諏訪社が鎮座している。
 しかし、最近、境内にはあまり人が踏み入ることがないようだ。背の高い大型の野草が一面を覆っている。
 小振りながら、なかなか立派な社殿もあるが、社名額は掲げられていない。鍵がかかった社殿内部を覗いてみると、防犯上の理由からか、取り外された社名額が格納されてあった。
 これだけの社殿を建立された方々である。諏訪社に寄せる思いは大きなものであったはずである。でも、過疎化が進み、今ではしっかり維持するに足る奉仕量が確保できない状況になってしまった、ということなのだろうか。いくら思いが篤くとも、思いだけではどうしようもないということなのだろう。
 大ケヤキは、主幹を失い、かろうじて大枝を1本残すだけ。着生植物も多い。最盛期はとうに過ぎてしまった姿である。
 かつてここに人が集い、祭礼が催されたこともあったであろう。そんな記憶が、今は何人の脳裏に残っているのだろうか。
 
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