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城跡の遊歩道(この先にコウヤマキがある) |
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名称 那須町のこうやまき (なすまちのこうやまき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 コウヤマキ
樹高 23m(注2)
目通り幹囲 5.4m(注2)
推定樹齢 520年(注3)
所在地の地名 栃木県那須郡那須町芦野
〃 3次メッシュコード 5540−31−83
〃 緯度・経度 北緯36度59分13秒
東経140度09分50秒(注4)
栃木県指定天然記念物(1957年8月30日指定)
撮影年月日 2008年11月16日
注1)栃木県教育委員会と那須町教育委員会が連名で設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による
注3)上記案内板に「文明年間(1469〜86)、太田道灌の設計で芦野資興が修築した桜ヶ城の築城記念樹で、樹齢は470余年である」の記述がある。これ以外の部分も含め、算術計算の数値から見ても、この説明文は、天然記念物指定当時に書かれたものと思われる。訪問時はそれから約50年を経ていることを勘案して520年とした
注4)位置の精度については自信なし。かなり違っているかも知れない
芦野の町並みを見おろす高台に、桜ヶ城とも称せられた芦野氏の陣屋跡があり、現在は公園として整備されている。
駐車場に車を置いて歩き始める。
小雨降るなか、道なりに歩を進めると、広々とした平面に出る。二の丸跡だ。
二の丸跡の北側が高くなっている。そちらに向かって正面少し左手、一番高い所が本丸跡。ここには目通り3.6mのモミが立っていて、陣屋跡への登り口付近の町並みからも姿が見える。
コウヤマキは右端の高台。
データほどの幹囲はなさそうだが、淡い霞の中に凛と立つ古木の姿に、3千石旗本の気骨が感じられたように思った。 |
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