ページタイトル:一之鳥居近くのイチイガシ 当サイトのシンボルマーク

画像:春日大社一之鳥居のイチイガシ 名称 一之鳥居近くのイチイガシ
    (いちのとりいちかくのいちいがし)
名称の典拠 なし
樹種 イチイガシ
樹高 18m(注1)
目通り幹囲 5.0m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 奈良県奈良市高畑町
 〃 3次メッシュコード 5235−06−17
 〃 緯度・経度 北緯34度40分54.9秒
           東経135度50分07.7秒
奈良市指定天然記念物(1981年2月12日、「春日大社境内のイチイガシ巨樹群」の名称で境内のイチイガシ巨樹33株を一括指定)
撮影年月日 2023年5月17日

注1)奈良市・巨樹に親しむ会「奈良公園の巨樹」による





 上記「奈良公園の巨樹」は、イチイガシに限らず、すべて番号で巨木を区別している。あまりに数が多く、「奈良公園のイチイガシ」と名付けてもどのイチイガシのことかわからないため、番号で個体識別することにしたのだろう。このイチイガシの番号は305番。
 しかし、番号で呼ぶのは囚人みたいで可哀想だ。このイチイガシは、春日大社一之鳥居から参道を50mほど進んだ右側に立つため、上記のように即物的な名前を付けてみたが、いつもながらの己れの創造力の無さに恥じ入らざるを得ない。
 左図に見える幹の反対側には縦に長い裂け目が見える。落雷なのかどうか分からないが、イチイガシに何か大事件が起きたことは間違いない。
 根元に開いた大きな空洞は石で塞いである。シカが入り込むのを防ぐためだろうか。
 大きな傷を負ってはいるが、目下のところ、素人目に樹勢はまずまずのようである。
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