ページタイトル:四月堂近くのムクロジ 当サイトのシンボルマーク

画像:四月堂近くのムクロジ 名称 四月堂近くのムクロジ
    (しがつどうちかくのむくろじ)
名称の典拠 なし
樹種 ムクロジ
樹高 28m(注1)
目通り幹囲 3.9m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 奈良県奈良市雑司町
 〃 3次メッシュコード 5235−06−27
 〃 緯度・経度 北緯34度41分18.6秒
           東経135度50分36.1秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2023年5月17日

注1)奈良市・巨樹に親しむ会「奈良公園の巨樹」による





 東大寺開山は良弁(ろうべん)僧正。開山堂にその坐像(国宝)が安置されている。今年(2023年)は没後1250年にあたり、大遠忌法要が営まれる。
 良弁については有名な伝説がある。
 一羽の大鷲が若狭国から赤子を攫ってきて、二月堂前の大杉に掛けた。その子を義淵(ぎえん)が助けて育てたところ、長じて名僧となった。その子が良弁だというのである。
 そんな話から、二月堂前の大杉は良弁杉と呼ばれ、現在の杉は3代目だとのこと。
 二月堂の南には三月堂(法華堂)が並び、それら二つの御堂の中間、広場(道)を挟んで反対側に開山堂がある。いわば良弁坐像と良弁杉は斜めに向かい合っているわけだ。
 開山堂の南にあるのが四月堂(三昧堂)である。
 四月堂の横から大鐘楼に向かう小道がある(小道といっても道幅は十分に広いが)。
 この小道に入ってすぐ、左側を見ると、左図のムクロジの姿が見える。
 このムクロジには、上記「奈良公園の巨樹」で210番の番号が付けられている。
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