ページタイトル:上田小学校の桜 当サイトのシンボルマーク

画像:上田小学校の桜 名称 上田小学校の桜
    (うえだしょうがっこうのさくら)
名称の典拠 なし
樹種 ソメイヨシノ
樹高 不明
目通り幹囲 4.0m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 新潟県南魚沼市長崎(注2)
 〃 3次メッシュコード 5538−47−20
 〃 緯度・経度 北緯37度01分22.6秒
           東経138度52分29.6秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2022年4月17日

注1)塩浦林也・正子編著「新潟県の大桜」(2017年1月15日刊行、非売品)による
注2)2005年10月1日、南魚沼郡に合併。旧行政区は南魚沼郡塩沢町





 魚野川(うおのがわ)の支流登川(のぼりかわ)右岸を走る国道が291号だ。
 291号はこの先で県境の清水峠(しみずとうげ)を越えて湯檜曽川(ゆびそがわ)の谷に下り、群馬県みなかみ町で国道17号に合流するが、現在の清水峠越えは徒歩で越えるのも困難な状況らしく、県境付近は実質の伴わない帳簿上だけの国道となっているようだ。
 その291号が上田小学校のすぐ前を通る。もちろん、このあたりでは生活に必要不可欠な幹線道路である。
 小学校の前面は広いグラウンドで、100mの直線コースも取れる。そしてその横、グラウンドより少しだけ高い平面上に左図の桜が立っている。
 グーグルの航空写真でお分かりかどうか、国道からこの桜の所まで、グラウンドの幅がわずかに狭い。上記「新潟県の大桜」にその理由が記されていた。
 引用させていただくと、『平成の初め頃、校舎改築にともなって、グラウンドの拡張が行われることになった。計画案ではこの大桜の根元までまっすぐ土が削られてグラウンドにされることになっていた。それを知った地域の人々は、大桜の根を守るためにグラウンドの境界線を変更させた』。塩浦氏が訪問された当時の笛木隆校長先生からお聞きになった話だそうである。
 地域の人々に愛されている桜なのである。
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