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名称 七座神社のケヤキ (ななくらじんじゃのけやき)
名称の典拠 「能代市の古木・名木」指定名称
樹種 ケヤキ
樹高 32m(注1)
目通り幹囲 6.4m(注1)
推定樹齢 540年(注1)
所在地の地名 秋田県能代市二ツ井町小繋(こつなぎ)字天神道上(てんじんみちがみ)(注2)
〃 3次メッシュコード 6040−22−30
〃 緯度・経度 北緯40度12分06.0秒
東経140度15分24.0秒
能代市指定天然記念物(1987年4月1日、「七座神社境内林」の名称で社叢全体を一括指定)
撮影年月日 2024年5月15日
注1)能代市公式ウェブサイトの「能代市の古木・名木」紹介ページによる
注2)2006年3月21日、能代市に合併。旧行政区は山本郡二ツ井町
七座神社が鎮座するのは、道の駅「ふたついきみまちの里」の南方約1.6km。蛇行を繰り返す米代川(よねしろがわ)の右岸が岬のように突き出た場所の先端部。対岸には七座山(ななくらやま、288m)が聳える。
七座天神と通称されることもあるようで、拝殿には「天神宮」の扁額が掛かる。
秋田県神社庁の神社紹介ウェブページによれば、主祭神は国常立尊(くにのとこたちのみこと)はじめ6柱。なかに菅原道真(天満大自在天神)の名も見えるが、ほかはみな天地開闢の際に現れたとされる、いわゆる天神七代の神々である。七座神社における天神は菅原道真のことではなく、これらの神々を指すと思われる。
天然記念物とされるだけあって、境内林の木々が素晴らしい。樹種も多様で、ケヤキ、トチノキ、カツラなどが目についた。
特筆すべきはクロビイタヤが多いこと。幹囲が3mを超える個体はないが、環境省巨樹データベースに14本が登録されている。そのなかには「日本一」と称するクロビイタヤも含まれる。
それら社叢の木々のうちの最大木が左図のケヤキ。樹高も高い。
社殿に向かって右手前の境内林中に立っている。 |
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