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中央少し左で頭を突き出しているのが大スギ |
名称 中ノ宮神社の大スギ (なかのみやじんじゃのおおすぎ) 名称の典拠 なし(注1) 樹種 スギ 樹高 40m(注2) 目通り幹囲 6.5m(注2) 推定樹齢 300年以上(注2) 所在地の地名 兵庫県宍粟市千種町河内(注3) 〃 3次メッシュコード 5234−63−36 〃 緯度・経度 北緯35度11分49.6秒 東経134度27分19.6秒 兵庫県指定天然記念物(1965年3月16日指定) 撮影年月日 2011年5月15日 注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による 注3)2005年4月1日、宍粟郡内4町が合併して宍粟市誕生。旧行政区は宍粟郡千種町 旧千種町役場の近くから、千種川に沿って県道72号(若桜南光線)を北上する。5kmほど走ると県道は西に曲がり、ちくさ高原に向かうが、そこを左折せず、さらに川沿いに北を目指すと、間もなく左下図のように、大杉の頂部が見えてくる。 中ノ宮神社は河内川の橋を渡った先。神社まで自動車通行可。 境内には、既に数台の車が停まっていた。ゲートボールに興じておられる方々の車だ。ひとこと声を掛けてから大杉に向かう。 拝殿の左右に大ケヤキと大杉。いずれも神社の神木である。ケヤキは玉垣の外、大杉は内側と立地場所は少し違うが、堂々たる体格にそれほどの差はない。悪鬼を退ける一対の金剛神の如く立ち塞がっている感じ。 苔を纏って緑色のケヤキに対し、大杉の方は、同じ緑でも、かなり白っぽい。着生する側にも、それぞれ好みがあるのだろうか。 上部で数本の大枝を伸ばしている。全体としては、幹の太さに比べ、樹冠の大きさは小さい。残念ながら、樹勢は衰えつつあるようだ。 |
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